ナスダック最高値更新、それでも私が調整に備える理由

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ナスダック最高値更新、それでも私が調整に備える理由

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テクニカルで見れば、ナスダックは日足ベースで申し分ない。主要なサポートをまともにテストすることもなく、わずか3日の下落で底をつけ、そのまま最高値へロケットのように跳ね上がった。S&P500であれナスダックであれ、これほど明確な上昇トレンドはなかなか見つからない。

こうしたテープに逆らうのは非常に難しく、私はトレンドに逆行する売買を好まない。だが同時に、トレンドがきれいだからといって、それが永遠に続く保証にはならない。

なぜ調整の可能性が高まっているのか

要点はこうだ。市場は時間調整、つまり横ばいか、長期サポートまでの押し目に、ますますさらされつつある。50日移動平均線はもちろん、100日、200日線を再テストして以来かなりの時間が経っている。

記録的に長く続いてきたわけではないが、重要なのは好材料がすでに出尽くし、大型決算シーズンの主要イベントもほぼ過ぎ去ったという点だ。相場を押し上げる新たな燃料が乏しくなっている。

最も有力なシナリオは横ばい

私の見方では、最も可能性が高いのは急落ではない。株価が一定のレンジに入り、中間選挙局面へ向かう間、数カ月にわたって横ばいで推移する展開だ。いわゆる「時間調整」である。

急落ではなく、だらだらとした横ばいだという点が重要だ。価格が大きく下がらなくても、時間の経過とともに過熱を冷ます形の調整も立派な調整だ。トレンドフォロワーには退屈だが、無理に最高値を追いかけた投資家には痛い局面になり得る。

ポジショニングへの示唆

トレンドは友だ。だが上昇トレンドがきれいなほど、追いかけ買いの誘惑も強まる。私なら最高値ブレイクを無闇に追うより、横ばいや押し目の局面で長期サポートが良いエントリーを提供するまで待つ方を選ぶ。

そして覚えておきたい。中東情勢のような外部リスクに対して市場が「もう大丈夫」と安堵するときほど、シナリオが完璧に進まなければ株価は非常に鋭く下げ得るということを。

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Ecconomi

米国大学 Finance & Economics 専攻。証券会社レポートアナリスト。

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